2013F1.第13 戦シンガポールGP コース紹介

ムーンサルトプレス

2013年09月21日 10:08




■開催地■
シンガポール

■サーキット名■
マリーナベイ・サーキット

■コース全長■
5.073km

■レース周回数■
61周

■レース距離■
309.316km

■スタートラインオフセット■
スタートとゴールのズレのこと
0.137km

■コーナー数■
23

■ピッレーン制限速度■
フリー走行60km/h
予選・決勝60km/h

■最高速度■
290.4km/h

■最大横G■
3.00G

■シフト回数(1周)■
76回

■エンジン全開率■
48%

■最長全開時間/全開区間■
9秒/650m

■タウンフォースレベル■
Hight

■タイヤ負荷レベル■
Hight

■ブレーキ負荷レベル■
Hard

■最大減速G■
4.23G

■ブレーキ時間率■
21%

■ブレーキングポイント(1周)■
16カ所



☆サーキット&コース解説☆
反時計周りで14の左、10の右コーナーがあるだけでなく、公道部分は4車線の部分もあれば2車線の部分もあるというトリッキーさ。
  ライン以外のところが非常に汚れているため、ラインを5cmでも外してしまうと、ゴミをタイヤの表面に拾ってしまう。正確なライン取りが重要となる。
 ブレーキの使用頻度も高く冷える時間がないため厳しい。 また低速からの加速が多いので、リヤタイヤの摩耗が厳しい…どうしてもオーバーステア気味になるだろうし、 リヤをどうホイールスピンせずに労わって使うかがキーポイントとなるはず。
 グリップは公道だけに高くないので、ピレリタイヤはスーパーソフト(赤色)とミディアム(白色)が持ち込まれる。
 レースではスーパーソフトはそれほど、(周回数が)もたないだろうから、マルチストップでいくか、それともセーフティ-カーを予期しトラックポジションを重視して、ソフトで長い間走り続けるか、チームによっては興味深い作戦が見られそうだ。
 ピットレーン制限速度が60km/hということもあってピットストップによるロスタイムが大きくトラフィックによるロスタイムも大きい。
 ストリートサーキットのため予選結果が重要となる。
また注意が必要なのは気候だ…熱帯雨林気候の為、雨の確率も高いので天気を気にしなくてはならない。暑く多湿なだけではなく路面がバンピーなためドライバーにはきつい。
 コース状況を読み取るのは簡単ではない…つまり様々な外的要因が多くそれらによって、コースコンディションが左右されるため、タイヤの使い方を含めた戦略は複雑になりやすい。



【ターン1シアーズ】
ややタイトな左コーナー

【ターン3】
ゆるい右の2コーナーを抜けると再びタイトな3コーナー。

【ターン5】
90度の左コーナー…ここを抜けると次に長いストレートが控えているため立ち上がりは重要。路面がバンピーで多くの車がボトミングして火花を散らす。
 途中に左キンク(ゆるいカーブ)があり、ここでKERSを大半使うべきだ。

【ターン7メモリアル】
加速した車がここターン7へ向かって強烈なブレーキング。
このサーキットの一番のオーバーテイクポイント。 ブレーキングポイントはバンピーでマシンが暴れる。
ターン7は出口が広い

【ターン10シンガポールスリング】
タイトな左右左の3つのコーナーが連続している。ラインは1本しかない。

【ターン12アンダーソンブリッジ】
コース上で1つめの橋。2レーンの幅(10m以下)しかない。幅が非常に狭い。

【ターン13】
非常にタイトな低速コーナー。ここの立ち上がりに2つめの橋エスプラネイト橋を渡る。ここもKERSの使いどころとなる。

【ターン14】
2つめの橋を渡った車は加速してタイトなターン14に向けハードブレーキングとなる。 追い越しは難しい。

【ターン16〜21】
最もユニークかつタイトなセクション。

【ターン22〜23】
2つのコーナーからなる複合コーナーでタイトなコーナー。





関連記事