大和ヒロシが世界Jr. 初戴冠



全日本プロレスの『40th Anniversary Year SUMMER IMPACT 2012』開幕戦が、東京・後楽園ホールで行われ1600人を動員した。
 メーンイベントでは先シリーズ『2012 JUNIOR HYPER LEAGUE』で優勝した大和ヒロシが、もう一つの全日本ジュニアの頂点であるKAIが持つ世界ジュニア王座に挑戦。
 真っ白のタイツとシューズを新調した大和はスピアーやカミカゼ、コーナー二段目からのセントーンをで追い込むとスパイダージャーマンを狙う。だが、KAIはうまく逃れて大和をコーナーに逆さ吊りにすると、顔面にフットスタンプを落とす。
 それでも大和は根性でスパイダー式フロントスープレックス、スパイダージャーマンを決めると、コーナー最上段からのダイビング・セントーン。カウント2で返したKAIはライガーボムとLATで追い込んでからスプラッシュ・プランチャで勝負に出たが、ヒザで迎撃した大和はロコモーションジャーマンからラリアットでなぎ倒すと、必殺のクロスアーム・ジャーマンで3カウントを奪った。
 同期でライバルのKAIをついに倒し、悲願の世界ジュニア王座を奪取した大和だが、感動に浸る間もなく田中稔が現れ、8.26大田区体育館大会での挑戦を表明。過去8回シングルで稔に敗れている大和だが、「大田区で9回目をやりましょう!」と受諾した。



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