☆F1 プロレス 格闘技 ナンデモカンデモ☆

東京・後楽園ホール

【タッグマッチ】
カズハヤシ
〇ジミーヤン
(5分51秒ヤンタイム〜片エビ固め)
中之上靖文
×アンディウー

【シングルマッチ】
〇SUSHI
(6分8秒TEKKAMAKI)
×MAZADA

【タッグマッチ】
曙
×浜亮太
渕正信
(11分8秒リングアウト)
〇KENSO
井上雅央
西村修

【シングルマッチ】
〇真田聖也
(6分1秒回転足折り固め)
×ジョードーリング
※真田とドーリング和解ならずジョードーリング大暴走


【タッグマッチ】
〇船木誠勝
田中稔
(9分54秒ハイブリッドブラスター〜体固め)
秋山準
×青木篤志
※秋山準と船木誠勝初遭遇…三冠前哨戦は船木に軍配


【シングルマッチ】
大森隆男
(5分33秒無効試合)
征矢学
※GETWILDタッグの絆深まる…ジョードーリングが世界タッグ挑戦に名乗り


【タッグマッチ】
〇諏訪魔
近藤修司
(11分9秒ラストライド〜体固め)
×河野真幸
金本浩二
※シングル戦前に諏訪魔が河野を直接フォール勝ち


【世界Jr.ヘビー級選手権】
〔〓王者〓〕
×KAI
(21分14秒クロスアームスープレックスホールド)
〔挑戦者〕
〇大和ヒロシ
※王者KAIが初防衛失敗で大和ヒロシが第33代王者となる。大和ヒロシ世界Jr.初戴冠。田中稔が挑戦名乗りも即諾！

試合後リング上ＫＡＩは大和のヘッドバットで額から流血したまま、大和と並んで倒れていたが、立ち上がったＫＡＩは自らの手で大和にベルトを手渡すと、抱き合って健闘を称え合った。「大和」コールの中、大和の腰にベルトが巻かれると、そこに稔が登場。
「いや〜すごかったね。おめでとう。皆さんも大和にもう１回大きな拍手をお願いします。ただ、いま俺がここにいるのはお前におめでとうを言うわけじゃないのは分かっているよな。最終戦の大田区で俺とそのベルトを賭けて勝負してくれねぇかな。さぁ俺と勝負してくれるのか、俺から逃げるのか、いまここで返事してくれねぇかな、このスットコドッコイ！」
「いくらなんでももう少し余韻に浸してくれないですか。挑戦……確かにあなたに８回負けてます。でもそれは今までの僕です。ジュニアリーグ戦優勝してベルトを巻いて、今までの僕とは違うんです！　大田区で９回目をやりましょう！　必ず僕が防衛します！」と稔の挑戦を受諾。

　稔が引き揚げたあと、大和は観客の声援の「なんでコスチューム、白にした？」の声に「こういう気合いを入れる場なんで今日は白にしてきました。ちなみにですね、白にして模様を蛍光塗料にしたんですけど、後楽園ホールは明るいんでまったく見えないです」と丁寧に応えたあと、「そして今日ベルトを獲りました。今までの大和タイムはマイクを持って盛り上げるだけでしたけど、これからはこのベルトを持って全日本ジュニアを、全日本プロレスを盛り上げていくのでよろしくお願いします！　それではいいですか、ご一緒に。ゼン・ニッ・ポン、イヤー！」と絶叫し、大「大和」コールを浴びた。



大和「すいません、リング降りてから、おめでとう、おめでとうって言ってくれて、すいませんほんとに、泣いてちゃダメですね……すいません、もう大丈夫です。ジュニアの、ハイパーリーグで優勝して、それでそのままの勢いで、今日、今までずっと、負け続けてた、ずっと負け続けて、先に行かれてたＫＡＩから、やっと！　全日ジュニアの、最高のベルトを、取りました。ほんとにもう、たくさんの、お客さんが応援してくれる最高のリングで、最高な人と戦って、そして、勝つことができて、もうほんとに、最高に幸せです。
　プロレスラーになれて、プロレスラーになることができて、本当に良かったです。ただですね、これが終わりじゃないですから。これ取ったら、次、さっそく、田中さんが、リングに来て、挑戦してきましたけど……こないだ、ハイパーリーグでですね、対角線に立って、金本さんと、近藤さんにも勝って、ジュニアの、ジュニアのハイパーリーグのほんとの頂点の人達には、勝ちましたし、ＫＡＩにも勝ちましたし、頂点にはいると。ただね、田中さんですよ。その人とね、今まで８回シングルやって、８回ともね、去年まで、負けてます。だからね、挑戦してきたからには、もう、逆に、今ね、優勝して、リーグ戦で優勝して、ベルトも取って、その、勢いを落ちないままの自分だったらね、たとえ今まで８回負けた田中さんであっても、絶対負けないです。田中さんもね、多分、今までどおりの自分だと思って挑戦してくるつもりですよ。だからね、今日、試合が終わってすぐ来たんだと思いますよ。でもね、大間違いですから。今までどおりの自分だと思ったら大間違いですから。去年か
ら、そして今、この勢いは、もう誰にも止められないです。このベルトを巻いて、全日本プロレスを、全日ジュニアを、盛り上げるために、もう、負けらんないですから。これからは、このベルトとともに、全日ジュニアを、盛り上げる本当の大和タイムを初めたいと思います。今日は本当にありがとうございました。」