全世界に広がりを―― 初代タイガーマスク基金に手応え

 誕生から2年となった「初代タイガーマスク基金」の活動報告会見が30日、都内において行われた。会見には「初代タイガーマスク基金」の理事長である初代タイガーマスク、松永修岳代表、新間寿顧問会会長、さらに基金の理念に共鳴し活動をともにしている歌手の森本英世さん(新田洋/アニメ「タイガーマスク」主題曲歌手)が出席した。

 まずは松永代表が多くの協力に感謝を述べ、今年も児童施設や老人保健施設を訪問、車イスや図書カードをなどの寄付を行ったことを報告。「だんだん活動を知ってもらえて、まだ2年しか経っていないが確かなものになってきている」と、活動の手応えを語った。

 続いてマイクを持った初代タイガーは、こうした社会的支援活動は「元々馬場さんや猪木会長がしていたこと」とプロレス界の先人に倣ったものであることを明かし、「全世界にこの運動が広がっていけば」「この運動はみなさんとともにあるもの」と、タイガーマスク運動のさらなる広がりに希望を込めた。

 新日本プロレス時代に“過激な仕掛け人”として知られた新間会長も、「1人でも困っている人がいればタイガーマスクが行く、そういうことを私はしたい」と、宮澤賢治を思わせる挨拶で、今後も基金の活動にさらなる力を入れていくことを誓っていた。


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