2015年からF1にコスト制限の規定が導入されることが決定した。
9日に開催されたF1ストラテジーグループおよびF1コミッションの会合において、「広範囲にわたるコスト制限の原則」を導入することで合意がなされたことが発表された。
レギュレーション作成のため、近日中にFIA、商業権所有者、F1チームの代表から成るワーキンググループが設けられる。規則が適用されるのは2015年1月からで、ワーキンググループは2014年6月末までに規則の承認を受けることを目指す。
今のところ、どのような形で予算制限を実行するのかは明らかになっていない。
多くのF1チームが財政面で苦しんでおり、この数年、F1へのコスト制限導入について何度も話し合われてきた。
2010年には当時のFIA会長マックス・モズレーが3、000万ポンドの予算制限を導入しようとしたが、後にこれが4、000万ポンドに引き上げられた後に一部チームの反対により断念された。