■開催地■
アブダビ
■サーキット名■
ヤスマリーナサーキット
■コース全長■
5.554km
■レース周回数■
55周
■レース距離■
305.355km
■スタートラインオフセット■
スタートとゴールのズレのこと
0.115km
■コーナー数■
21
■ピッレーン制限速度■
フリー走行60km/h
予選・決勝100km/h
■最高速度■
323.4km/h
■最大横G■
3.10G
■シフト回数(1周)■
58回
■エンジン全開率■
-%
■最長全開時間/全開区間■
-秒/1173m
■タウンフォースレベル■
Medium
■タイヤ負荷レベル■
-
■ブレーキ負荷レベル■
Hard
■最大減速G■
5.07G
■ブレーキ時間率■
16%
■ブレーキングポイント(1周)■
12カ所
-…データ不能な部分あり。
☆サーキット&コース解説☆
アブダビGPは、アラブ首長国連邦の首都である、アブダビから30分ほどのところにある島のヤスマリーナというヨットハーバ-周りに建設された常設コース。反時計周りに走るサーキット。
マシンがコースの中央に建つホテルの建物をつなぐ橋の下をくぐるだけではなく、
ピットロードが本コースの下を通る…つまり地下道(トンネル)になっているレイアウト。
非常に追い抜きポイントを考えたつくりになっているが中東独特の砂により、ライン外が汚れているため簡単には追い抜きできない。
ドライバーにとってはトリッキー。ヘビーなブレーキングポイントも多い、また2速ギアを使うようなタイトなコーナーが多いのでリヤタイヤには厳しくなっている。 ストップ&ゴー的レイアウトなのでギアボックスにも厳しいはず。
決勝レースは現地時間夕方5時なのでレース中盤〜終盤にかけてナイトレースとなるため、照明設備も常備され、これはスタート時から点灯される。予選と決勝では夕方から夜にかけて路面温度が下がってくるためタイヤの温まりが悪くなるので注意が必要。
【ホームストレート〜ターン1】
562mのやや短いホームストレートを走ると左90度のターン1。ホームストレートが短く進入スピードも高いことから追い抜きポイントにはならない。
【ターン2〜3】
このサーキットの中で1番の高速S字。トンネルをくぐりピットレーンから出てきたクルマはこの2つのコーナーの中間で合流する。
【ターン5〜7】
ターン5〜6はシケイン。
ターン7はエスケープゾーンが少ない。
【ターン8】
ターン8はこのコース1番のオーバーテイクポイント。310km/h〜320km/hぐらいのスピードが出る。
【ターン11】
2本目のバックストレートエンドにあるターン11も追い抜きポイント。970mのストレートを抜け300km/h以上のスピードからのヘビーブレーキングになるここがオーバーテイクしやすい。
【ターン12】
ターン12はオフキャンバーのため立ち上がりでトリッキーになる。
【ターン15〜17】
高速コーナー。ターン16を抜けるとすぐにタイトなターン17へのブレーキングとなる。
楽に全開でクリアできるコーナーで両コーナー260km/h程度。
このコーナーで難しい点を挙げるならば日没時に太陽が正面にくるのでコーナーが見えにくい。
【ターン18〜19】
左の直角コーナーが2つ続く。この2つのコーナーの間でサーキット内にあるホテルをくぐる。
【ターン20〜21】
ターン20中速コーナー。
ターン21最終コーナー…ピットレーンの入口はこのコーナーの手前だ。
【ピットロード】
ピットレーンは出口からコースに合流する時にこのサーキットではトンネルをくぐることになる。スピード制限区間はガレージの終わるところまで。
つまりピットレーン下りになるところからは速度制限なし。トンネル手前の左コーナー、そしてトンネル内、そしてその後の上り坂はコースと同じように限界で走ることとなる。
この部分の幅は7mあるそうだ。