ウィリアムズに800万円の罰金処分

日本GPに続き、インドGPのフリー走行でもパストール・マルドナド車のタイヤを適切に装着しなかったとして、ウィリアムズが6万ユーロ(約800万円)の罰金処分を受けた。
前戦の鈴鹿では高速のスプーンコーナーでマルドナドがステアリングを握るウィリアムズマシンからタイヤが脱落。ブッダ・インターナショナル・サーキットではホイールナットが外れただけで済み、マルドナドはホイールが脱落する前に何とか停車している。とはいえ、ウィリアムズに対してホイールナットのシステムのデザインに改良を加えるよう注意していたにもかかわらず、2度目のトラブルを引き起こしたとしてスチュワードは罰金処分が必要だと考えたようだ。

スチュワードの報告書には「関連パーツの検査において、ホイールファスナーが十字になっており、第一固定プランジャーに結合されていないことが分かった。これはマシンが非安全な状態でリリースされたことを意味し、FIA F1スポーティングレギュレーション第23条12項に違反する。第二固定プランジャーはホイールファスナーを適切に保持できていなかった。これはFIA F1テクニカルレギュレーション第14条7項に違反する」と書かれている。

「スチュワードは本件に関して(2週間前の鈴鹿で起きた同様のインシデントと異なり)ホイールがマシンに固定されており、ホイールファスナーのクロススレッディングがマシンからホイールファスナーが脱落したことに関係しているという点に注目した」

「スチュワードはホイール固定システムの改良が実行されていることを確認したものの、同チームはホイールおよびホイールファスナーが完全にマシンに固定されていることを確実にする必要がある。スチュワードはホイールが固定されていたとはいえ、本件が2度目の違反であることを踏まえ、最適な処罰として6万ユーロの罰金を科すことに決めた」


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