横浜文化体育館
【タッグマッチ】
×キャプテン・ニュージャパン
本間朋晃
(8分41秒スワトーンボム〜片エビ固め)
〇YOSHI-HASHI
飯塚高史
【G1 CLIMAX Bブロック公式戦】
×飯伏幸太
(8分45秒東京ピンプス〜片エビ固め)
〇高橋裕二郎
【G1 CLIMAX Bブロック公式戦】
×永田裕志
(10分9秒ガンスタン〜片エビ固め)
〇カール・アンダーソン
【G1 CLIMAX Aブロック公式戦】
〇柴田勝頼
(6分56秒go2sleep〜片エビ固め)
×プリンス・デウ゛ィット
【G1 CLIMAX Aブロック公式戦】
〇オカダ・カズチカ
(11分21秒レインメーカー〜片エビ固め)
×石井智宏
※オカダ・カズチカがCHAOS対決制す
オカダ「これで…4勝目か? やっと盛り上がってきたとこ、悪いんだけどな。あとの試合、あたりまえの結果を残して、決勝行って、シッカリ今年も2連覇頂くからな。ただ、まだあと誰だ残り? そして反対のブロックの選手もがんばってくれ。楽しめねーよ、このままじゃあ」
外道「勝ちが先行したな? あたりめーのことだコノヤロ~! チャンピオンのまま、最年少で2連覇だコノヤロ~。これだけは変わらねぇ! 見とけコノヤロ~!」
オカダ「そして一個だけ、CHAOS…いや、石井さん! 最高っす」
【G1 CLIMAX Bブロック公式戦】
×天山広吉
(不戦勝)
〇中邑真輔
※天山広吉欠場により中邑真輔が不戦勝
【G1 CLIMAX Aブロック公式戦】
〇棚橋弘至
(10分56秒ハイフライフロー〜片エビ固め)
×ランス・アーチャー
※棚橋弘至がランス・アーチャー粉砕で望みを繋ぐ
棚橋「『G1』決勝に出るために、もう負けれないから。今日のアーチャー、恐ろしい相手だったけど、ちゃんと勝ってるから。2点かかえてるから。まだまだ、俺の夏は終わらないから。最後まで見ていてほしい」
――今日は小橋選手の前で、握りこぶしを握って、初めての勝利ですが?
棚橋「そうですね。この、小橋さんに許可をいただいた、青春握りこぶし! 出すポイント、問題はそれだけ! パワーもらってますよ!(勝利者賞のボードを手に)よーし! これで、次の試合から、俺も190センチ以上あるかもしれない」
【G1 CLIMAX Bブロック公式戦】
×内藤哲也
(9分26秒赤霧)
〇矢野通
【G1 CLIMAX Aブロック公式戦】
×後藤洋央紀
(不戦勝)
〇デイビーボーイスミスJr.
※後藤洋央紀が欠場
【G1 CLIMAX Bブロック公式戦】
〇鈴木みのる
(8分42秒ゴッチ式パイルドライバー〜片エビ固め)
×シェルトンベンジャミン
※鈴木軍対決はみのるが制す
【G1 CLIMAX Aブロック公式戦】
〇真壁刀義
(15分40秒キングコングニードロップ〜片エビ固め)
×小島聡
※真壁が地元で小島から勝利
試合後、快勝を収めた真壁が、マイクアピールで大会を締めくくった。
真壁「オーイ! 横浜ーー!! オメーらの前でよ、今日は勝ててよかったぜ、オイ!いいか、よく聞けよ。明後日も、明々後日も、両国でよ、この俺様が優勝するとこ、見たくねぇか、オイ? (※大歓声に応え)オマエら、いいヤツだな(ニヤリ)。とりあえずよ、いいか?この新日本プロレスの闘いをよ、ジーッと、まばたきしねぇで、見逃すんじゃねぇぞ! それだけだ!! ファ○ク・オン!!」
――地元でみなさんの後押しもありましたが。小島さんはそこに負けたと。
真壁「負け惜しみはたいがいにしとけって。俺は、いままで歓声なんて、クソクラエって思ってたよ。今日のコイツらが大歓声だろうが、2~3人の歓声だろうが関係ねーんだ。なんでかわかる? これはスーパースターだからじゃねーんだ。…観客の歓声とか、人気とか追っかけたって、しょーがねーんだ。人間だから、裏切るのも早ええよ。若くてピチピチのヤツがきたら、そっち行くんだ。ただ、一つ言えるのはよ、リング上の俺のファイトが、ヤツらを引きつけるんだ。どうだ、カッコいいこと言うだろ? 俺はそうリアルに思っているからよ。人気なんかクソクラエだ。そこはいいも悪いも観客が決めることだ。会社が決めることじゃねえ。レスラーが決めることでもねぇ。そんなもん期待してもしかたねぇ。だから、俺は泥水をすすってきたんだ。でも、それがいま花開いているんだよ。だから、俺は若えヤツらにそれ教えなきゃいけねーな。って思ってる。だから、リングの最前線に立つんだよ。かっけーな、このコメント。やっぱ地元が俺の背中を押すんだよ。こういうふうに(押されるポーズ)。オイ、失笑してんじゃねーぞ?(笑)。
でも、キツイな? 俺の腰が悪いのみんな知ってるから、あたりまえに攻めてくるしよ。棚橋だって、小島だってそう。そこはベビーフェイス、ヒール関係ねーな。みんな勝ちてーんだよ! 『G1 CLIMAX』勝ちてーんだよ、みんな勲章がほしいんだよ! ああ、今日は乗りにのった、そんな感じだな!」
――土曜日(両国)は石井戦ですが?
真壁「そういうのもっと早く聞けよ(笑)。何もねーな。ストレートな選手だからよ。昔、組んでるときもそうだった。でも、いま花が咲いてるじゃねーか。でも、やってることは昔から変わらねーんだよ。みんな刺激がほしいんだよ。だから、アイツを後押しするんだろ? でも、俺は負けはしねーよ。それ以上の勢いでアイツを飲み込んでやるよ」
――ともに雑草と呼ばれますが意識は?
真壁「意識? 俺がペーペーで鞄もちで試合もない付き人だったころ、ヤツも同じだったろ? ヤツも天龍の付き人で試合なんてなかったろ? もちろん試合は出たかったよ。でも、出れなかった。その感情がいま花咲いてるんだよ。雑草同士で構わねーよ。目にモノみせてやる。観客が驚くようなスゲー試合やってやるよ!」
※小島、インタビュースペースに大の字に倒れこんで
小島「クソ! 燃え尽きた! ああ~! 気持ちよかった! チキショー! クッソ!」
※片膝をついて
小島「クソ! おいしい思いをさせちまった、地元の英雄に。それは避けたかったけど。地元の後押しスゲーよ。それだけじゃねえ。俺は、真壁が入門したときから知ってるんだ。あんな細いヤツが、こんな強くなっちまった! 昔は静かでずっとニコニコしてたんだ。それがこんななっちまった。ただ、俺だって22年間、のんびり生きてきたわけじゃねーんだ。今日のメインイベントだってそうだ。今日のぶんは、燃え尽きたよ。天山とか洋央紀がリタイヤして、『G1』で完走することが普通じゃないんだ。それだけ凄いことやってるんだってことが逆によくわかったよ。でも、俺は0.01パーセントでも優勝の可能性があるなら、絶対にあきらめないぞ!」