新日本プロレス「Road to POWER STRUGGLE」開幕戦となる21日の東京・後楽園ホール大会では、超満員となる1950人を動員。11.11大阪・BODY MAKERコロシアム大会へ向け、白熱した戦いが展開された。
メーンイベントでは、棚橋弘至&“ザ・マシンガン”カール・アンダーソン&後藤洋央紀組と、CHAOSの高橋裕二郎&中邑真輔&オカダ・カズチカ組が激突。大阪でIWGPヘビー級王座を争う棚橋と裕二郎、IWGPインターコンチネンタル王座を争う中邑とアンダーソン、来年1.4東京ドームでのIWGPヘビー級王座挑戦権を争うオカダと後藤によるトリプル前哨戦は、IWGP王者が挑戦者に完璧な3カウントを奪わっれるという衝撃的な結果となった。
裕二郎は棚橋を「ニセモノ」呼ばわりし、R指定マイクで挑発すると、互いに先発を志願。大阪決戦へ向け3組による熱い攻防が繰り広げられる中、後藤がオカダに牛殺し、アンダーソンが中邑にガン・スタンを同時に炸裂。棚橋も裕二郎にハイフライフローでトドメをさそうとするがかわされて自爆し、逆にオカダのドロップキック、中邑のボマイェからの裕二郎のぶっこ抜きジャーマンスープレックスに3カウントを献上。徹底的に首を攻められた棚橋はセコンドの肩を借りて力なく引き揚げた。