後楽園ホール
【シングルマッチ】
×安田忠夫
(7分52秒ランニングボディープレス〜体固め)
〇曙
【タッグマッチ】
維新力
〇嵐
(13分52秒パワーボム〜エビ固め)
×ヒロ斎藤
長井満也
【タッグマッチ】
佐藤耕平
〇田中将斗
(15分57秒スライディングD〜体固め)
×金村キンタロー
吉江豊
【タッグマッチ】
大谷晋二郎
×安田忠夫
(21分56秒ゴッチ式パイルドライバー〜体固め)
〇鈴木みのる
高山善廣
【安田ラストマッチ】
×安田忠夫
(4分36秒足4の字固め〜TKO)
〇天龍源一郎
※安田忠夫見事に散る引退!
試合後、天龍は安田に手を貸して立ち上がらせてからガッチリと抱き合うと、「長い間お疲れ様でした。こんな最後の最後に年寄りの天龍源一郎に花を持たせてどうするんだ。でも、お客さんのために最後まで、おまえ、カッコいいよ。よく頑張ったな」とメッセージを贈って退場した。
試合後、天龍は安田に手を貸して立ち上がらせてからガッチリと抱き合うと、「長い間お疲れ様でした。こんな最後の最後に年寄りの天龍源一郎に花を持たせてどうするんだ。でも、お客さんのために最後まで、おまえ、カッコいいよ。よく頑張ったな」とメッセージを贈って退場した。
続いてリング上で引退セレモニーが行われ、大会実行委員の田崎氏、橋本大地君などが花束を贈呈。
さらに九重親方こと北乃富士さんからの「もう博打はやめなさい」という戒めも込められた電報が読み上げられ、新日本の先輩であった中西学、小島聡、蝶野正洋、武藤敬司からビデオメッセージが贈られた。
続いて「現役最後のプレゼント」として、AYAMIさんが「小学生ぶり」という父親に宛てた手紙を読み上げた。
「昔はパパのことが好きじゃなかった。バンナ戦の後、肩車されて最悪の気分だった。だから、仲良くなれなかったけど、自殺未遂で意識が戻らないパパを見て、どんなパパでも私にとっては大切なお父さんだと思い、涙が止まらなかった。それから、いろんなパパの顔を見て、今ではパパが大好き。一緒にご飯を食べに行ったり、映画を観に行って、すごい嬉しい。今日も、ほんの少しだけどパパの力になれて嬉しく思う。今回は頑張ってって気持ちで応援できたのが嬉しい。これからも仲良くしようね。ブラジルに行っても、たまには日本に帰ってきて、一緒にご飯食べようね。大好きなパパへ。今日は本当にお疲れ様でした」と涙ながらに語りかける。
安田も目を光らせながらマイクを握り、「本日はお忙しい中、こんなにたくさん集まっていただき、ありがとうございました。新日本プロレスに入って以来、なまくらだとか借金だとかばかり言われてきたけど、生まれ変わったつもりでブラジルでは頑張りますので、応援よろしくお願いします。本日はどうもありがとうございました」と挨拶。
その後、10カウントゴングが打ち鳴らされ、最後に魔界倶楽部のテーマ曲であった「仁義なき戦い」が流れる中、「195センチ、130キロ、借金王・安田忠夫」と最後のコールが送られると、安田は娘のAYAMIさんをバンナ戦の時にように肩車して観客の声援に応えた