キミライコネンが車両違反で、予選結果から除外最後尾スタート
キミ・ライコネンのロータスE21が車両のフロアテストに不適合だったとして、予選結果から除外された。
2日に行われたアブダビGPの予選で5番手につけたライコネンは、予選の後にFIAの車両検査に呼ばれた際、フロントフロアのテストで“たわみ”値が規定の5mmを超えたことが発覚。その後、チームの代表者はスチュワードから召喚されていた。
FIAが発行した声明には、「マシンのセンターラインからLHS(左側)に100mmのポイントで垂直荷重をかけたところ、5mm以上たわんだ」と記されている。
ロータスは、チームの調査でフロアのトラブルが縁石に起因するものだったと説明したが、スチュワードはこの説明を受け入れなかった。
その結果、ライコネンのタイムは予選結果から除外されることになり、ザウバーのニコ・ヒュルケンベルグが5番グリッドを手にすることに。また、それ以下のドライバーもひとつずつポジションをアップ。Q2で敗退したアロンソはタイヤ選択の権限を手に、10番グリッドに並ぶことになった。
ライコネンは、3日(日)の決勝レースをグリッド最後尾から出走することは許されている。
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