8/16新日本プロレスG1 試合結果2
東京両国国技館/最終戦
G1優勝決定戦を掲載
2009年夏男は誰だ!?
【G1優勝決定戦】
〇真壁刀義
(18分29秒トップロープからのキングコングニードロップ〜体固め)
×中邑真輔
※真壁がG1初制覇。2009G1CLIMAX優勝は真壁刀義。
Zero1火祭り男、崔領二が対戦要求。
3カウントが入った瞬間、場内は一体となって大熱狂。リング上で頭に包帯を巻き、右手を吊る応急処置を受けた真壁は、山本小鉄相談役に気合を入れられながら表彰を受けた。その後、マスコミ各社による各賞の発表があり、最後に真壁に優勝賞金1000万円が贈られた。
その後、リング上で勝利者インタビューが行われた。キャリア12年でG1初優勝を飾った真壁は「今年はどうしても負けられなかった。旧GBHの時に準優勝。アイツらがいなくなって、今年は予選落ちじゃしょうがない。よく見切ってくれましたってことだよ」と話すと、開幕から2敗1分と黒星が先行したことについて「九分九厘の人間が、もう真壁は終わりだと思ったと思うけど、そう思われれば思われるほど、嫌がられれば嫌がられえるほど、腹の底からコンチクショーという思いが込み上げてくる。今年は負けられなかったんだよ」と思いのたけを語った。
続いて起こった「真壁」コールに対し、真壁は「おまえらみたいなヤツらには死んでもいいたくないけど……サンキューな」と照れながらも感謝し、観客はよりいっそう大きな「真壁」コール。真壁は「G1覇者といえば次は何か分かってるな。おい、次は棚橋、テメェのベルトだよ。いいか、今の気分は最低か最高かでいったら最高だよ。これを見てみろ、オレは最強だよ」と吠えまくった。
控え室に用意されたインタビュースペースに入ろうとする真壁を、火祭り刀を持ったZERO1の崔領ニが呼び止める。
崔「俺が何で来たか分かってるか?」
真壁「知らねぇよ。」
崔「夏の熱い男は1人でええんや。やる気あるのか?」
真壁「なんだお前、このオレとやりてぇのか。じゃあやってやる。お前の好きな時にやってやる。首を洗って待ってろよ!」
崔「逃げるなよ。」
真壁「(鼻で笑いながら)こっちのセリフだよ、バカ野郎!」
中邑真輔
「たいしたもんだ、真壁。G1で俺は貫き通してきたつもり、ストロングスタイルを。新日本プロレスを。立ち位置が上がった。物の見え方も変わる。でも俺は貫き通してきた。つまづいて転んだら、また立ち上がればいい。」
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